中国に初めて行ってみて思ったこと。

呉の時代の城門、盤門(パンメン)  世界文化遺産(蘇洲   紀元前約500年)

司馬(遼太郎)さんは、中国の文化は

逆ピラミッドだと言いました。

儒教が盛んになる前の時代の方が、豊かで

面白い・・

 

 司馬遷(しばせん)が「史記」という歴史書を

書いたのは、日本の弥生時代の中期。

紀元前90年に完成されたその大歴史書は、

そのまた2千年前の昔の記述から始まって

います。

 

 中国に黄河文明、長江文明が興らなければ

日本の歴史も変わっていたし、私の好きな

奈良も無かったかもしれません。

 

 中国古代小説にハマりまくっている私にとって

中国は「ダイナミックな歴史と民族の国」、と

思わずにいられません。

小説の力ってすごい。

紀元前の人に恋したり、家族や田畑を残して

戦に行く民に、想いを馳せたり・・・。

たぶん、今の私達とそんなに変わらないのかも。

 

 今回の3泊4日の弾丸ミニツアーは、中国の

昔と今を味わえて、とっても楽しい旅でした。

 

 中国に行くと言うと「えっ何で?」と言う人も

いたけれど、普通に生活してる中国の人達は、

声が大きくて大雑把でシャイ。

でも、嫌な思いは殆んどなかった・・。

 

 奥が深すぎる、広すぎる中国。

機会があればまた行ってみたいっ!

上海の綺麗な夜景です